11月11日「介護の日」にちなみ、なら介護の日では介護について理解と認識を深める活動・イベントを行っております。

ごあいさつ

奈良介護の日実行委員長  村上 良雄
 

奈良介護の日実行委員長  村上 良雄 新型コロナウイルスの猛威が収まりそうにありません。ヨーロッパでは、感染拡大の第2波が襲っていて感染者が再び増加しています。日本でも、感染者が依然として減少する兆しが見えない状況が続いています。
 警戒を続ける中でも、感染者を受け入れている医療機関で集団感染が起きたり、高齢の人たちの施設や障害のある人たちの施設での集団感染も発生しています。ワクチンや特効薬が開発されて、この脅威から脱する日が早く来ることを願わずにはいられません。

そうした状況下でも、さらにウィズコロナの時代になっても、高齢の人たちや障害のある人たちの日常生活を支え続けている人たちに想いを馳せたいと思います。私たちは、どんなに高齢になっても、どんな障害があっても、人間として尊厳のある暮らしができる社会をめざさなければなりません。この社会にはさまざまな人たちがいて共に生きていることが認められる「共生」の論理と、その人たちの多様な生き方をお互いが受け入れる「寛容」の精神が今こそ求められています。

 私たちは、家庭であれ地域であれ施設内であれ介護をする人、介護家族を支える人を応援したいと思います。その応援のメッセージを伝えるために11月11日の「介護の日」に合わせて記念イベントとして「なら介護の日」を開催してきました。しかし、残念ながら今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントは中止せざるを得ませんでした。その代わりとして、奈良県内の介護現場の様子や、「奈良介護大賞2020」の受賞団体の紹介、「親守唄・歌会2020」の入選作品の紹介などの映像をインターネットで配信することにしました。

私たちは、家庭であれ地域であれ介護をする人、介護家族を支える人を応援したいと思います。家庭や施設で介護に携わる人たちを力づけ、介護を支えるコミュニティの力を向上させることをめざし、支え合いの地域づくりにつなげたいと思います。

 この運動は23の団体で構成する『奈良介護の日実行委員会』が主催しています。福祉施設の運営団体、福祉専門職の団体、さまざまな分野の市民活動団体などが会議を重ね、力を合わせて行うものです。奈良県も実行委員会の一員として加わっています。
このインターネット配信のための準備に奔走していただいたみなさん、後援や協賛をいただいたみなさん、そしてインターネット配信をご覧いただいた多くのみなさんに感謝するとともに、この「なら介護の日」の試みが新しいケアの文化を育み、支え合いの地域社会づくりを奈良から発信する運動として定着することを願っています。

 

2020年11月11日