11月11日「介護の日」にちなみ、なら介護の日では介護について理解と認識を深める活動・イベントを行っております。

記念シンポジウム

「何が起きていたのか?〜コロナ禍の奈良県のケアの現場で〜」
シンポジウムの様子


 新型コロナウイルス感染症によって、奈良県内の医療や介護の現場がどのような状況に陥ったのか、施設内だけでなく、施設外や自宅での療養を余儀なくされた人たちのケアを担った人たちの状況はどうだったのか。その状況をどのように乗り切ったのかといった情報を共有し、次に備えることの重要性を4名のパネリストの皆さんにお話いただきました。

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講師プロフィール

安東 範明 【医療現場代表】
  • (一社)奈良県医師会会長、(医)社団誠医会安東内科医院理事長
  • 奈良県医師会新型コロナウイルス感染症対策では、奈良県で国内初の患者発生当時から現在に至るまで発熱外来医療機関の拡充、速やかな検査、診断、治療薬の処方による重症化予防、自宅への往診、電話診療、オンライン診療、ワクチン接種など重要なミッションを次々と遂行してきた。
  • 奈良県医師会新型コロナウイルス感染症対策本部長として奈良県と協働し種々対策にあたる。
  • 会長就任以来『チャレンジ・発信!』をテーマに掲げ、毎月欠かさず定例記者会見を実施。新型コロナウイルス感染症の最新の話題や奈良県医師会の活動等を詳細に説明、情報提供を行う。

福井 修平 【高齢者施設代表】
  • 社会福祉法人カトリック聖ヨゼフ・ホーム 養護老人ホーム聖ヨゼフ・ホーム施設長。介護福祉士。介護支援専門員。
  • 社会福祉法人運営の高齢者施設に介護職員として入職。その後、生活相談員(施設相談職)を経て、施設長(施設運営管理職)に就任し現在に至る。
  • 法人理念「どんな人も断らない」福祉を実践し、加えて介護福祉を必要とする方の老いに寄り添いいのちに寄り添うことを大切にしている。

山岡 亨 【障害者施設代表】
  • 社会福祉法人奈良県手をつなぐ育成会理事長。社会福祉士。精神保健福祉士。
  • 入所施設職員として入職し、相談支援員、法人総務を経て、理事長に就任し現在に至る。
  • 主に知的障害のある方への支援に関わっている。障害のある方の声により応えることができるよう、日々勉強中。

東 真理 【在宅支援代表】
  • 桜井市地域包括支援センターのぞみ センター長代理 社会福祉士。介護支援専門員。
  • 社会福祉法人運営の高齢者施設に生活指導員(施設相談職)として入職。その後、介護支援専門員職を経て、地域包括支援センター長代理に就任し現在に至る。
  • 住み慣れた地域で、誰もが、いつまでも自分の望む暮らしが継続できるよう、様々な方と顔が見える関係性を築くことで、地域におけるセーフティネットのひとつになれるよう活動している。

村上 良雄 【コーディネーター】
  • 奈良たんぽぽの会会長、社会福祉法人わたぼうしの会監事。
  • 東北大学法学部卒業後、桜井市役所勤務の後、身体障害者通所授産施設たんぽぽの家施設長、財団法人たんぽぽの家常務理事、社会福祉法人わたぼうしの会副理事長等を歴任し、現在に至る。
  • どんなに高齢になっても、どんな障害があっても、住み慣れた地域で人間として尊厳のある暮らしができる社会づくりを考えている。

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